福祉経営情報
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文書作成日:2019/04/30


 従業員の定着に影響を与える要素のひとつに、職場での各種のストレスがあります。ここでは、2019年3月に発表された調査結果(※)から、介護サービス等に携わる労働者の仕事や職業生活におけるストレスの状況をみていきます。




 上記調査結果によると、介護サービス職業従事者及び保健医療サービス職業従事者(以下、介護サービス等従事者)のうち、現在の仕事や職業生活に関することで強いストレスになっていると感じる事柄がある割合は、72.7%となりました。全体の結果の58.3%よりも高い状況です。
 また、職種別の強いストレスの有無をまとめると、表1のとおりです。



 介護サービス等従事者の強いストレスがある割合は、調査対象職種の中で最も高くなっています。さらに、介護サービス等従事者が含まれる業種である医療,福祉の69.6%と比べても高い状況です。




 次に介護サービス等従事者で、強いストレスとなっている事柄があると感じる人の割合を100とした場合の、強いストレスの内容(3つ以内の複数回答)をまとめると表2のとおりです。




 仕事の量・質に対して強いストレスを感じている割合が、65.5%で最も高くなっています。次いで、仕事の失敗、責任発生等が31.1%、対人関係(セクハラ・パワハラを含む。)が29.4%などとなっています。この上位3項目の順位は、全体の結果と同じです。

 働き方改革関連法が順次施行され、福祉介護施設も対応を進めていかなくてはなりません。その際には、こうした結果も踏まえて、職員が働きやすい環境を整えていくことが求められます。


(※)厚生労働省「平成29年労働安全衛生調査(実態調査)
 常用労働者10人以上を雇用する民営事業所のうちから、産業、事業所規模別に層化して無作為に抽出した約14,000事業所と、その事業所で雇用されている常用労働者及び受け入れた派遣労働者のうちから無作為に抽出した約18,000人を対象に、2017(平成29)年11月に実施された調査です。


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