医療福祉業界ピックアップニュース
医療福祉業界ピックアップニュース
文書作成日:2023/04/20
リフィル処方箋、導入から約1年

 リフィル処方箋のスタートから約1年になります。リフィル処方箋の仕組みは、症状が安定している患者に対し、一定期間内に処方せんを反復利用できる処方箋を医師が処方できるようにしたもので、令和4年度の診療報酬改定により創設されました。

 今回は、厚生労働省の専門部会における報告を参考に、リフィル処方箋の実施状況に注目します。

 この調査は令和4年12月から令和5年1月に実施され、制度創設から最初の3ヶ月(令和4年4月から6月)間におけるリフィル処方箋の発行実績の有無を基準にグループ分けし、結果を分析しています。

 概要は以下のとおりです。

■リフィル処方箋の発行有無

 「リフィル処方箋の発行実績がある群」のうち「リフィル処方箋を発行したことがある」と回答した割合は病院で32.1%、診療所で72.8%でした。一方で「発行実績がない群」では病院で0.8%、診療所で33.3%に留まっています。

厚生労働省資料「リフィル処方箋の実施状況調査報告書(案)<概要>」p.4

■薬局からの服薬情報提供書(トレーシングレポート)の有無

 リフィル処方箋について、薬局が患者から聞き取った情報を医師に報告するトレーシングレポートがあったかどうかの問いに対しては、病院で11.1%、診療所で23.0%が「あった」と回答しました。

厚生労働省資料「リフィル処方箋の実施状況調査報告書(案)<概要>」p.7

 リフィル処方に関するトレーシングレポートで提供してほしい情報としては、病院では「患者の服薬状況」が66.7%で最も多く半数を超えたのに対し、診療所では「患者の服薬情報」が21.5%、「患者の状況(バイタル・体重・食欲・浮腫の有無・便秘の有無等)」が17.9%、「患者に対する服薬指導の要点」が10.7%と回答が分散しました。

 ここでは医療機関に対する調査結果報告についてをご紹介しましたが、他に薬局や患者に対する調査結果も報告されています。詳細は以下の報告書(案)にてご確認ください。

参考:
厚生労働省資料「令和4年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和4年度調査)の報告書案について


※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
  本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。

無料相談予約受付中!!

予約日時が指定出来ます。

障害年金無料相談
勤怠システム無料相談
助成金・労務無料相談
 

TEL: 059-269-6578
FAX: 059-222-9030
助成金・就業規則
労働トラブル対応
お気軽に問合せ下さい。
メールはこちらから 

あのつオフィスメールマガジン
人事労務情報
医療福祉情報
助成金最新情報
毎月メールでお届けします。
購読の申し込みはこちらから

障害年金三重ホームページ

障害年金専用ページ

障害年金三重QR
障害年金三重HP
助成金情報を
随時発信しています。
JOSEIKINMIE-qr
助成金三重HP

Web診断
診断名をクリックしてください。

 助成金診断
 就業規則診断
 法人成り診断
 就業規則労務リスク診断

参考資料として
お使いください。



  
主な業務内容
人事労務相談
職務分析評価
キャリアパス設計
賃金制度設計
労務監査
育・セミナー
助成金活用
各種診断
入退社手続き代行
就業規則作成
給与計算代行 
障害年金申請代行 


 

Web診断
診断名をクリックしてください。

 助成金診断
 就業規則診断
 法人成り診断
 就業規則労務リスク診断

参考資料として
お使いください。