医療福祉業界ピックアップニュース
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文書作成日:2019/11/21
財政審議に見る、今後の介護改革の方向性

 現在、財務省の財政制度等審議会 財政制度分科会において、令和2年度予算の編成について検討が進められています。先日の会合では社会保障についてが議論されましたので、今回は、この財政制度の観点から、介護分野の改革の方向性を読み取っていきたいと思います。

 3つの視点から、それぞれ改革の方向性の案が、以下のように提示されています。

【視点1 給付・サービスの範囲の見直し】
  1. @ ケアマネジメントの利用者負担の導入
    居宅介護支援におけるケアマネジメントに利用者負担を導入すべき。また、ケアマネジメントの質を評価する手法の確立や報酬への反映と併せ、利用者・ケアマネジャー・保険者が一体となって質の高いケアマネジメントを実現する仕組みとする必要がある。
  2. A 軽度者へのサービスの地域⽀援事業への更なる移行
    要介護1・2への訪問介護・通所介護についても、生活援助型サービスをはじめとして、全国一律の基準ではなく地域の実情に合わせた多様な人材・多様な資源を活用したサービス提供を可能にすべき。
【視点2 給付・サービスの効率的な提供】
  1. @ 地域支援事業の有効活用
  2. 地域支援事業を有効活用し、住民主体による支援など、従来より効果的・効率的なサービス提供をしている自治体の例を横展開していく必要がある。
  3. A インセンティブ交付金のメリハリ付けの強化等
    インセンティブ交付金について、都道府県・市町村が最低限取り組むべき点を中心に評価しているが、アウトカム指標への配点の重点化や減点のための指標(ペナルティ)の追加など、実効性のある取組みを評価するメリハリをつけた配分として、財政的インセンティブを強化すべき。
【視点3 時代に即した公平な給付と負担】
  1. @ 利用者負担の更なる見直し
  2. A 多床室の室料負担の見直し
  3. B 補足給付の要件見直し

 この日の議論では、介護の他、年金や子ども・子育てについても議論されています。詳細は以下のサイトにて、資料をご確認ください。


参考:
財務省「財政制度分科会(令和元年10月9日開催)提出資料


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