医療福祉業界ピックアップニュース
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文書作成日:2019/06/27
常勤の介護職員の平均月給が30万円超えに

 今回は、厚生労働省が発表した「平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果」の内容に注目します。

 同調査は、平成30年10月に、全国10,670施設・事業所を対象に実施され、介護職員処遇改善加算の取得状況、調査対象施設・事業所に在籍する介護従事者等の給与について調査しています。

 同調査結果によれば、介護職員の平均給与は、平成30年9月で300,970円となっていました。これは、平成29年の290,120円から10,850円増加しています。
 この介護職員の平均給与の増加額10,850円の内訳を見ると、次のとおりです。

  • 基本給…3,230円
  • 手当…3,610円
  • 一時金(賞与等)…4,010円
 処遇改善に関わる改定は今年度10月に予定されていますが、昨年度はこれに関する改定は実施されていませんので、この改善については、各施設の努力によるものと推察できます。

 その他、介護職員の平均給与について勤続年数別で見ると、どの勤続年数の区分においても増加していましたが、その増加額については大きなばらつきがあります。
 特に、勤続1年〜1年11ヶ月では28,590円と他の勤続年数と比べて大きく伸びていました。これは、賞与の算定期間が他の職員に比較して短いために、平均給与額が低く算定されている等の事情にも起因しています。しかし、2年超の各分類においても、勤続年数が増えるにつれ、増額幅は逓減しています。


 今年10月に予定されている「更なる処遇改善」では、「勤続10年以上」が一つの基準となります。この基準が今後どのように影響するのか、次年度以降の調査結果にも注目したいと思います。


 調査結果は、以下のサイトよりご覧いただけます。

厚生労働省「平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果


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