医療福祉の労務情報
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文書作成日:2019/02/28


 今回は、採用選考時の履歴書の見方についての相談です。




 このところ、入職してもすぐに退職してしまう職員が多いため、採用選考のときにできるだけ長く勤めることができそうか見極めたいと思っています。今回の応募者からは履歴書を提出してもらっているのですが、どのような点を確認して面接に臨むとよいでしょうか。




 履歴書や数回の面接だけで人柄や能力のすべてを見極めることは非常に難しいですが、履歴書から前職などの勤務歴を把握すること以外に、志望意欲などを推測することも可能です。そのため、履歴書から読み取れること、読み取れないことをまとめた上で面接を行うことができれば、効果的な選考が期待できます。




 応募者が提出する履歴書からは、記載されている事実の情報だけではなく、働くことに対する意識やスキルを推測できる部分があります。例えば、履歴書を丁寧に作成していない人材は、実際の仕事でも丁寧さに欠ける可能性があるといったことです。履歴書の記載内容や項目から読み取れる、応募者の傾向について考えましょう。

1.応募先の医院にあった志望理由や職務経験の記載がない

 応募先である医院を加味しない志望理由の記載がある、これから就く予定の仕事に活かせる経験やスキルがあるのにもかかわらず記載がない、ということがあります。この場合は、働くことへの意識や応募した医院への志望度が低い、という推測ができます。また、自己分析や希望する仕事への理解が浅い、ということも想定できます。このような人は実際に働いても、意欲的に勤務しない、あるいはすぐに退職する可能性があります。

2.十分な情報が記載されていない

 最近では、パソコンで作成された履歴書が見受けられるようになりました。この場合、応募者が一定のパソコンスキルを有していることが考えられる反面、オリジナルの履歴書を作成することができるため、応募者自身が都合のよいように項目を削除したり、スペースを減らしたりすることができ、結果、採用する側にとって十分な情報が記載されていない可能性があります。パソコンで作成されていること自体が悪いのではありませんが、履歴書に記載されている情報では十分でない可能性があることを、念頭に置いておきましょう。


 その他、必要に応じて志望理由書や職務経歴書の提出を求めることや、面接の際に通常履歴書には記載しない前職の退職理由や仕事をしていない期間がある場合の理由の確認などを行い、応募者に関する情報が不足しないよう、選考を進めたいものです。


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